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運営管理ガイドライン
運営管理ガイドライン ~高品質な事業運営とは~
太陽光発電業界は、土地の調達や許認可取得の開発、部材の選定と設計などの建設、保守点検の技術ばかりが注目されがちですが、発電所というインフラでは作り上げた後の「運営管理」が最も重要です。
「運営管理の高品質化」により、
・発電量の最大化
・長期安定稼働
・運転費用の削減
を実現できます
高品質な運営管理を実施するには基準となるガイドラインが必要です。
ソリステラでは「運営管理ガイドライン」を公開し、その活用を支援しています。
・発電量の最大化
・長期安定稼働
・運転費用の削減
・管理業務や委託先の最適化
にご興味をお持ちの事業者やアセットマネージャ
・運営管理業務の最適化
・運営管理費用の削減
を目指すAM/O&Mサービス提供者の方々、
ぜひガイドラインをDLの上、ソリステラまでご相談ください。
【ガイドラインがなぜ必要か?】
FIT制度開始から10年経過しましたが、日本では太陽光発電所のための運営管理に関するガイドラインが未策定なため
・そもそも何をすべきか
・実施すべき業務とは
・高品質な運営管理とは
・何によって品質を評価するのか
が不明確なまま、各社各様で実施してきたのが現状です。
発電量を最大化し長期安定稼働させるための高品質な運営管理の重要性は、日本国内で太陽光発電が再エネの主流となる中、急速に高まっています。
このため、太陽光発電先進国である欧米のガイドラインを参考にしつつ、国内の法規制や最新技術を反映し、日本の太陽光発電所のためのガイドラインを執筆しました。
【ガイドライン構成】
全13章と6つの付録からなる、100ページを超える内容ですが、テーマごとの章立てで分割しており、必要な内容を確認しやすくしています。
ご利用の際は必ず目次と序文を最初に確認いただきたく、よろしくお願いします。
9章~12章と付録C~Eについては以下のリンクからご請求ください。
各章が業務の参考になると想定される関係者を「想定対象」に記載しています。
章 | タイトル | 内容 | 想定対象 | 更新 |
目次 |
目次 | 各章と節の目次 | ガイドライン読者全員 | 第2版 23年9月 |
1章 |
序文 | 背景と注意事項、策定目的、策定背景詳細 | 業界関係者 | 第2版 23年9月 |
2章 |
前提情報 定義 | 事業関係者とその役割、運営管理の詳細 | 事業管理者 | 第2版 23年9月 |
3章 |
前提情報 KPI | データ/重要業績評価指標(KPI)とその役割 | 事業管理者 | 第2版 23年9月 |
4章 |
技術資産管理 | 事業全体に対する技術的な資産管理業務 | 事業者 AM(資産管理) TAM(技術資産管理) O&M | 第2版 23年9月 |
5章 |
発電所管理 | 個々の発電所のマネジメント | 業界関係者 | 第2版 23年9月 |
6章 |
発電所運転 | 発電所の日々の業務 | 業界関係者 | 第2版 23年9月 |
7章 |
保安管理 | 発電所の安全の確保と法令遵守 | 業界関係者 | 初版(第2版へ更新予定) |
8章 |
保守管理 | 保全方式の分類とその詳細 | 事業者、TAM、O&M | 初版(第2版へ更新予定) |
9章 |
各設備の | 設備毎の効果的な運営管理 | 事業者、TAM、 EPC、O&M | 初版(第2版へ更新予定) |
10章 |
運営管理 | 高品質な運営管理を実現させる人材要件 | AM、TAM、O&M | 初版(第2版へ更新予定) |
11章 |
運営管理 | 最適化による高品質化と運営費用低減 | 業界関係者 | 初版(第2版へ更新予定) |
12章 |
契約最適化 | 責任の明確化と稼働率保証による最適化 | 業界関係者 | 新規追加 ※執筆中 |
13章 |
今後の課題 | 運営管理上の今後の課題検討や提言 | 業界関係者 | 初版(第2版へ更新予定) |
付録A |
用語一覧 | 本文書で使用されている用語の一覧 | ガイドライン読者全員 | 第2版 23年9月 |
付録B | 運営関連 | 運営管理に関するIEC、ISO、JIS規格名称 | TAM、EPC、O&M | 第2版 23年9月 |
付録C | 運転段階関連 | 太陽光発電所の各種制度の根拠となる 工作物/主任技術者/点検 に関する 法令概要、該当条文の一覧 | 業界関係者 | 第2版 23年9月 |
付録D |
文書管理例 | 文書管理の実例 付番例と文書分類事例や必要文書の一覧 | 業界関係者 | 初版(第2版へ更新予定) |
付録E |
O&M補足 | 9章1節の補足資料 ・ストリングIVカーブと損失発電量 ・サーモグラフで検知できる事象の原理 | TAM、O&M | 第2版 23年9月 |
付録F |
業界内の | 1章3節3項と9章5節の補足資料 O&M/AM/植生管理に対する認識の調査 | 業界関係者 | 第2版 23年9月 |
付録G |
改訂内容 | 初版からの改訂について | ガイドライン読者全員 | 第2版に合わせ随時更新 |
【注意事項】
・1章序文から閲覧願います。
・1章以外から閲覧した場合も、序文の注意事項を理解したものとみなします。
上記でダウンロード可能な章に、定義や業務の指針を示しています。
事業性向上のための運営管理の高品質化/効率化や具体例は9章~12章と付録C~Eにまとめています。
以下のリンクからご請求ください。
・入力は社名とお名前、メールアドレスの登録とアンケート2問のみです。※個人情報は保護されます。
過去の記事一覧
太陽光発電所保有量ランキング 事業者Top60 公開
本記事は22年末に公開しました。 こちら に最新版(24年7月)のランキングを公開中です。 合計14,000件以上の発電所情報を調査、集計した事業者ランキングを公開します。他所の情報と異なり、SPCへの出資比率を反映し、Gr会社を親会社へ集約しているため「真の保有量」がわかるのが特徴です。 【太陽光発電所保有量ランキング 事業者Top10】 本データは以下の通り集計 1. 22年3月時点のWeb上の公開情報から 2. 稼働済案件の現保有者 3. Gr会社の案件は親会社に集約 4. 出資比率を考慮 【各社の特徴】 1位 単体発電所の容量ランクの上位を多数保有し、DC容量で日本一の案件も保有 2位 発電所数は400と他を圧倒 3位 三菱UFJリースと日立キャピタルが統合して誕生 4位 SPCを設置せず、大規模案件を直接保有 5位 東北中心に大規模案件を多数保有 6位 物流やリースなどのGr会社多数 屋根置きも多く、件数は300件超 7位 全国に大規模案件多数 8位 ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)の買収により急増 9位 他社との共同事業が主体 10位 電力大手ではダントツ1位。Gr内のEPCやガス販売会社による保有も多数あり、ベスト10入り。 【事業者Top60】 60位までの事業者はDC容量で100MW以上を保有していることがわかりました。 Top60各社の企業情報や出資SPC、特徴など詳細な情報を網羅した一覧表を作成しています。※12/7一部更新、12/16「JR東日本」を追加し、Top61までが100MW以上に ダウンロードは こちら から。 【発電所データベース】 ランキングや一覧表のもととなる発電所データベースを販売中です。 データベースのサンプルは こちら へ (集計方法についての補足) 1. 経産省の公表情報 や各社のニュースリリース、業界情報から集計。22年4月以降に稼働した案件で稼働情報が公開されている発電所は計上済 2. 開発や売却は含めず、「現在の保有者」 3. 親会社の出資比率に応じて計上(出資51%の子会社が所有している容量は51%分) ただし、親会社が再エネ事業をしていない、関係が遠い(孫会社や親子ではないGr)場合は別会社として扱う。 4. 出資...
業界情報 「太陽光発電所の機器メーカ、EPC、O&M Top3」を公開しました
発電所の公開情報をもとに、国内の太陽光発電所にて使用されている太陽電池とPCSのメーカ、EPC、O&Mの受託者について調査しました。 件数、DC容量のTop3は以下のとおり。 元データはニュースリリースなどの公開情報を収集した 太陽光発電所データベース のため、他所で公開されている業界全体のシェアや実績ランキングとは異なる結果となっています。調査データの補足はページ下部参照。 太陽電池メーカ 件数 Top3 1位 京セラ 2位 シャープ 3位 ソーラーフロンティア 太陽電池メーカ DC容量 Top3 1位 Trina Solar(トリナ・ソーラー) 2位 京セラ 3位 東芝 PCSメーカ 件数 Top3 1位 TMEIC(ティーマイク: 東芝三菱電気産業システム) 2位 HUAWEI(ファーウェイ) 3位 SMA PCSメーカ DC容量 Top3 1位 TMEIC 2位 HUAWEI 3位 富士電機 EPC 件数 Top3 1位 テス・エンジニアリング 2位 juwi自然電力 3位 ウエストホールディングス EPC DC容量 Top3 1位 東芝 2位 九電工 3位 東洋エンジニアリング O&M 件数 Top3 1位 リニューアブル・ジャパン 2位 芝浦グループホールディングス ※Grの九州メンテナンス 3位 juwi自然電力 ※Grのjuwi自然電力オペレーション O&M DC容量 Top3 1位 東芝 2位 旭電業 3位 九電工 【考察】 ●太陽電池 ・件数 ・各メーカの代理店である工務店の施工による情報公開 ・日本製による信頼性のアピールによる情報公開 が多いため、国内勢が上位を占めていると考えられる。 ・DC容量 特高案件での融資適格性や外資系事業者の採用実績から、生産量世界トップクラスのトリナが1位となったと考えられる。 ●PCS ・件数 TMEIC社が圧倒的で、小型分散型PCSを手掛けている海外2社が上位入り。 小型分散型を採用して発電量を最大化した、という設計力のアピールのための情報公開が多いことも背景にあると考えられる。 ・DC容量 FIT初期の案件で採用が多い富士電機が上位に入っている。 ●EPC、O&M ・件数 自社Webサイトでの公開実績が多いところが上位 ・DC容量 特高案件を多数受注...
太陽光事業者ランキング Top60 最新版(24年7月版)公開
合計18,000件以上の発電所情報を調査、集計した事業者ランキングを公開します。 22年11月の公開データの最新版です。 SPC出資比率の反映や、Gr会社の集約をしているため 「Gr全体での実際の保有容量」 がわかるのが特徴です。 上位10社は以下の結果となりました。 【太陽光発電所保有量ランキング 事業者Top10】 本データは以下の通り集計 ・24年6月時点のWeb上の公開情報から抽出 ・稼働済案件の現保有者で集計 ・Gr会社の案件は親会社に集約 ・出資比率を考慮 集計方法の詳細は本ページ末尾を参照ください。 【各社の動向】 ()内は前回22年下期の順位 1位(2) 新規稼働少なく、微増 2位(5) 特高稼働相次ぎ、180MW増 3位(1) 他社への売却により減少 4位(6) パシフィコ開発の2件出資で200MW増 5位(3) 微増にとどまる 6位(-) 22年にユーラス、23年にSBエナジーと大型買収が続き、一躍上位に。太陽光は3年以上新設の動きなし 7位(4) 微増にとどまる 8位(7) 屋根置きを積極開発、65MW積み増し 9位(8) 案件買取で50MW増加 10位(16) 他社共同出資の大型特高案件稼働が相次ぎ200MW超の上乗せ 10位以下の注目 (-)は前回61位以下 12位(10) 発電事業者買収によりGr保有量が増加 16位(58) 特高稼働相次ぎ、4倍に 18位(29) 特高稼働相次ぎ、倍増 20位(-) 24年にタイ系2社の案件を買収、350MWの大手に 36位(-) 公開情報の充実で従来不明だった案件を加算、倍増 41位(-) 案件買収多数で急伸 54位(-) 特高2件稼働で急伸 80MW超増加 22年11月の公開記事は こちら 【事業者Top60】 60位までの事業者はDC容量で130MW以上を保有していることがわかりました。 各社の企業情報や出資SPC、特徴など詳細な情報を網羅した一覧表を公開しています。 ダウンロードは こちら から 上記リンク先から22年公開データもダウンロード可能です。 一覧表の社名に各社の事業Webサイトへのリンクを埋め込んでおり、前回公開資料と比べて利便性を高めています。 【発電所データベース】 ランキングや一覧表の元データである、発電所データベースを販売中です。 データベースについては こちら...
業界地図「太陽光発電所事業規模と主事業規模」を公開しました
【太陽光発電事業 業界地図】 太陽光発電事業者が手掛けている主事業を以下4種に分類、マッピングを行いました。 ・開発 ・EPC ・AM/O&M ・投資 ※集計データの補足や詳細は以下のPDFで確認できます。 結果についての考察は以下の通り。 ・開発 保有件数は少ないが保有容量は多い。開発コストの回収が容易な大規模案件が主になっているためと考えられる。 ・EPC 事業規模と保有量の相関性は無い。保有はEPC事業の知見蓄積の意味合いが強いと考えられる。 ・AM/O&M 保有件数が多い。O&Mは全国に支店を構える必要のある業態であるため、自社件数も増やしつつ、他社案件受注を進めているためと考えられる。 ・投資 投資=保有量のため、発電事業と事業規模の相関性が強い。一部例外は出資比率が低い投資を行っているため。(50%出資なら保有量は50%分を計上) 詳細は こちら (PDF 4ページ) 23年4月更新 以下の内容をまとめています。 ・事業者名称入りマッピング ・事業者各社の相関関係: 共同案件規模、資本関係 【発電所データベース】 このレポートの元データとして使用している、発電所データベースを販売中です。 データベースについては こちら へ。
業界地図「事業者とEPC発注先の関係」を公開しました
【太陽光発電事業 業界地図】 3/23に公開した業界地図 に、 事業者とEPC発注先の関係 を追加しました。 ※集計データの補足や詳細は以下のPDFで確認できます。 ・開発系事業者は特定のEPCに集中する傾向がある。 ・投資家系事業者は比較的小容量を様々なEPCへ発注している。 などが判明しています。 詳細は こちら (PDF 4ページ) 3月公開の以下の内容にEPC発注先を追加しています。 ・事業者名称入りマッピング ・事業者各社の相関関係: 共同案件規模、資本関係 【発電所データベース】 このレポートの元データとして使用している、発電所データベースを販売中です。 データベースについては こちら へ。